中学生の国語定期テスト勉強法|学校ワークを “暗記” する意味とは?

中学生定期テスト国語

「国語のテストって何が出るの?」という悩み

お母さん、こんな経験はありませんか?

お子さんがテスト前になると「国語って何を勉強したらいいの?」と聞いてくる。

英語や数学なら、「ここが出る」「この公式を覚えておこう」と言いやすいのに、国語はどうも範囲があいまい。文章も毎回違うし、勉強することや覚えることなんてあるの?と思われるかもしれません。

でも実は、「国語のテスト」にも“出るポイント”があります。しかもそれは、意外とシンプルな仕組みでできています。

本日はこの点についてお話を書いていきます。




先生が自作問題を出しにくい理由とは?

国語の先生がテスト問題を作るとき、いちばん頭を悩ませるのが「正解の根拠」です。

たとえば理科や数学なら、答えは一つに決まっていて、その根拠もはっきり示すことができます。でも国語は、解釈の仕方によって根拠があいまいになってしまうことがあるのです。

先生が独自に問題を作ったときに、あとから
「この答えでもいいのでは?」
「根拠をこう考えたら、こっちも正解になるのでは?」
といった疑問を生徒や保護者の方に持たれてしまうと、時には採点のトラブルにつながることもあります。

お母さんも、中学生のころ、思いませんでしたか?
「この答え、これでもいいじゃん!!」
今の時代の国語の先生も、生徒たちにこう思われたくはないのです。できるだけトラブルを避けたい。

だからこそ、先生にとって自作問題はリスクが高いのです。

その結果、多くの先生は「学校ワーク」や「教科書ガイド」「副教材」など、すでに信頼性のある教材から問題を選びます。つまり――定期テスト国語はすでに手元にある教材から問題が出やすいのです。




暗記は本当に意味がない? いえ、あります!

「でも、暗記の勉強なんて意味がないのでは? 実力テストや入試では役に立たないのでは?」

そう感じるお母さんも多いと思います。

確かに、暗記だけでは初見の文章を正確に読み解く力はつきにくいかもしれません。けれど、暗記で身につくのは答えの型なのです。

国語のテストは、答え方にパターンがあります。
たとえば次のようなものです。

「理由を答えなさい」→「〜から。」「〜ため。」
「気持ちを答えなさい」→「〜という気持ち。」
「筆者の考え」→「〜という考え。」「〜という主張。」

等々です。こうした答えの型をワークで繰り返すことで、反射的に文が作れるようになります。指導現場で感じるのですが、子どもたちは驚くほど答えの型を知りません。理由を聞かれているのに「~ということ。」と答えたり、「~という理由がありました。」と作文調で答えたりするのです。

まずは答えの型を学校ワークなどの暗記で身に付けてください。そして、次の項でお話しますが、ワークの利用の仕方次第で実力テストや入試対策にもなります。




家庭でできるワーク活用3ステップ

おうちでできる効果的なワーク活用法を、3ステップでご紹介します。

ステップ1:まずは1冊をやり切る
1ページずつ完璧に覚えなくても大丈夫。まずは全体像をつかみましょう。
「これがよく出る問題なんだ」と感覚を持てるだけで前進です。

ステップ2:2回目で答えの型暗記
1回目に「何となく」で終わった設問を、2回目では答え方の型を意識して復習します。理由の書き方・心情表現の型などを口に出して確認するのがおすすめです。

ステップ3:3回目で説明できるレベル
「なぜこの答えなのか」を自分の言葉で説明してみましょう。
ワークの答えを説明できるようになると、もうそれは思考の型が身についている証拠です。これはつまり、実力テストや入試の対策(初見の問題への対策)にもなるのです。






まとめ:暗記は国語力の第一歩

国語の勉強というと、「覚えるなんて邪道」と思われがちです。

でも、最初の一歩はやはり暗記です。

ワークの答えを暗記する。その結果、定期テストの点数は飛躍的に伸びます。そうすると、お子さんの国語への学習モチベーションが上がります。

また、ワークの暗記を通じて答えの型と思考の型を身に付けることもできます。これは、将来来るべく入試への対策になります。毎回の定期テストでの積み重ねが合格につながるのです。

「ワーク暗記、がんばってるね!」――
お子さんが定期テスト国語の勉強を頑張っているとき、こう声をかけてあげてください。その言葉が、国語力の第一歩を確かなものにします。

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